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さいたま市の南西部に位置する。大久保地区と南東部を除く土合地区の大部分、即ち旧浦和市西部にあたる。
区の西側境界線には荒川が流れ、志木市、富士見市などとの境界をなしている。また、その東側を鴨川が南北に流れる。区の南西部はこの二つの川を含む広大な河川敷が広がっていて、秋ヶ瀬公園、さくら草公園などとして利用されている。
区の殆どは低地からなるが、区の東部の一部が大宮台地の与野支台にかかっている。
区の北部から東部にかけ、旧河道を示すとみられる自然堤防などの地形が見られることから、大昔には区域の大部分が現在とは逆の荒川(入間川)右岸にあったこともあると見られている。
河川 荒川、鴨川、鴨川放水路、鴻沼川(霧敷川)、油面川、櫃沼排水路、田島排水路、高沼用水路西縁、道の下排水路、作田排水路、白神川、江川

区名は、荒川河川敷の秋ヶ瀬地区(田島ヶ原)に日本でも最大級のサクラソウ自生地がある事に由来するものであり、歴史上の地名に基づくものではない。また、桜とサクラソウはまったく別の植物である。
低地の広がる現区域では、自然堤防などの微高地が集落、後背湿地が水田として利用されてきた。このため弥生時代以降、様々な時代の集落や律令体制下の条里制の遺構が各地に見られる。また、5世紀後半から7世紀にかけて、白鍬地区(大久保古墳群を参照)や西堀地区など各所に古墳が造られた。
律令体制下において足立郡は七つの郷からなっていたといわれている。このうち「大里郷」「殖田郷」などが現桜区周辺にあったと比定する説もあるが、定かではない。また南北朝時代以降、大窪郷という集落があったとされ、現在の「大久保地区」の地名の興りとなったとされる。
鎌倉時代、大久保地区を鎌倉街道が通じており、2005年現在も県道215号線等として残っている。またこの街道が入間川(現:荒川)を渡る地点が羽根倉であり、こちらも「羽根倉橋」(国道463号の荒川架橋)等に名を残している。
1350年(観応元年)、観応の擾乱に応じ羽根倉の戦いが起こり、足利尊氏方の高麗経澄が足利直義方の難波田九郎三郎らを破る。
1920年(大正9年)、田島ヶ原のサクラソウ自生地が天然記念物に指定される。
第二次世界大戦後、東京の郊外化に伴い人口が急増を始め、この地区の浦和市への合併の一因となる。

地名は大久保領家、上大久保、五関、栄和 、桜田、在家、 新開、下大久保、宿、昭和、白鍬、神田、関、田島、塚本、道場、中島、西堀、町谷、南元宿、山久保。

中山道を中心に運行していた中仙道乗合自動車(東急系)、鳩ヶ谷〜浦和〜志木間を中心に運行していた鳩ヶ谷自動車(京王電軌系)が、1944年東都乗合自動車に統合される。東都乗合自動車は1946年に国際興業に買収、1951年に吸収合併される。

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