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熊谷市の不動産鑑定のご相談は神奈川鑑定の不動産鑑定士が承ります。熊谷市(くまがやし)は神奈川鑑定(通話料無料フリーダイヤル0120-554-574:横浜市)の不動産鑑定評価業務、相続税申告、相続税還付サポート業務、財産評価基本通達24-4に関する広大地判定業務における営業最重要都市の一つである。埼玉県北部にある人口約20万5千人の市。埼玉県北部地区を代表する都市であり、特例市・業務核都市(深谷と一体指定)・景観行政団体・特定行政庁に指定されている。江戸時代には中山道の宿場・熊谷宿が置かれ、宿場町として栄えた。現在でも市内には国道17号をはじめとする4本の国道(および各線の計6つのバイパス)、9本の主要地方道、上越新幹線をはじめとする3本(JR上越新幹線・JR高崎線・秩父鉄道秩父本線)の鉄道路線が通過しており、交通の要衝としての役割を果たしている。また人口は県内第9位であるが、農業産出額県内第2位、商品販売額県内第3位、製造品出荷額県内第4位であり、埼玉県北部における経済上の一大拠点をなしている。
2005年10月1日に熊谷市と大里郡妻沼町、同郡大里町が合併(新設合併)し、新たに「熊谷市」が設置された。また、2007年2月13日には大里郡江南町を編入し、埼玉県北部では初の20万人都市となったことにより、諸手続きを経て、2009年4月1日に特例市の指定を受けた。
2007年8月16日14時42分(JST)には日本国内の最高気温となる40.9℃を観測している(岐阜県多治見市においても同日14時20分に同気温を記録)。一年のうち最も日照が多い地域の一つである。市内に東京管区熊谷地方気象台があり、1990年代以降は夏季におけるその気温の高さが全国的に知られるようになった。これは、海風に乗り北上してくる東京都心のヒートアイランド現象により暖められた熱風と、フェーン現象によって暖められた秩父山地からの熱風が、一般的に日中の最高気温となる午後2時過ぎに同市の上空付近で交差するためだと考えられており、「熱風の交差点」と呼ばれることもある。なお、これまでに同市で観測された最高気温は2007年8月16日14時42分に観測された40.9℃であり、これは日本国内で観測された中では同日に記録した岐阜県多治見市と並び最も高い値である。また、市ではこの暑さをまちづくりに利用すべく「あついぞ!熊谷」熊谷新時代まちづくり事業が展開されている。
冬場においては、冷たく強い北風(赤城おろし)が吹くとともに朝は-3℃前後まで冷え込む日が多い一方で、降雪が観測される日数は関東の中でも少ない部類に入る。北関東の山間部において雪を降らせる雲が、利根川を越えて当市まで到達することがあまりなく(利根川対岸の太田市・大泉町などで降雪が観測されているにもかかわらず熊谷では観測されないなど)、また東京方面において雪を降らせる南の雲も熊谷まで到達することはあまりない(隣接する行田市・鴻巣市では積雪が観測されているが、熊谷では降雪が観測されないなど)。近年では温暖化の傾向により関東平野部で大雪になる日が少ないので、その傾向がより顕著に表れている。
年間の平均気温は14.6℃、平均降水量は1243.2mm、平均風速は2.4m/s、平均日照時間は2007.2時間である(1971年から2000年までの平年値)。
また、1917年6月29日の午後5時頃、当時の長井村では直径29.6cm(七寸八分。大正寺の住職が計測。単純計算すれば23.6cmだが、1尺を37.9cmとする鯨尺を用いたと言われる)、中条村今井地区では重さ3.4kg(九百匁。荒物商の角屋の主人が匁の天秤で計測)もの巨大な雹(ひょう)が降った。これは当時の熊谷測候所の調査によるもので、今まで観測された中では世界一の大きさであるとされる。埼玉県の北部、荒川扇状地の東端に位置し、県庁所在地であるさいたま市から北北西約45km、東京都心から北西約60kmの距離にある。市域の約3分の2が北端の利根川と南側の荒川とに挟まれた地域であり、ほか約3分の1が荒川の南側に、残りの一部が利根川の北側にも及ぶ。このうち荒川左岸に接する地域に中心市街地がある。そのほとんどが荒川や利根川によって形成された沖積平野であり、豊かな自然や肥沃な大地、また豊富な地下水を有する。ただし、荒川以南の一部地域は比企丘陵に含まれる。また、市内からは西に秩父山地を、北に赤城山を仰ぐ。市内最高地点は三ヶ尻観音山の標高83.3m。なお、盆地ではない。
利根川左岸(群馬県側)にある市域として唯一「妻沼小島(旧 妻沼町小島)」地区(一部間々田・出来島地区がかかる)があり、集落が存在する。大河を隔てており、直接対岸へ渡る橋も無い(一旦太田市に入り刀水橋を渡るルートなど)単独孤立地区のため、陸続きで隣接する群馬県太田市との結びつきが強く(ライフラインを太田市に依存)、現地住民は太田市への編入を望んでいる。しかし、旧妻沼町議会で陳情書が否決され、熊谷市としても認めない方針である(太田市は正式に申請があれば認める方針を示しているが、受け入れる側の立場としては働きかけ等できないために静観している)。 逆に利根川右岸(埼玉・熊谷側)では、利根川総合運動公園(妻沼ゴルフ場)の一部敷地が大泉町大字仙石・大字古海、グライダー飛行場の一部敷地が千代田町大字舞木となっているが、いずれも居住者はいないため、特に問題にはなっていない。
また、市内久下付近を流れる元荒川には環境庁(現環境省)のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されたムサシトミヨの世界唯一とみられている生息地があり、市内の小中学校の児童や生徒などによって保護・繁殖活動が行われている。なお、ムサシトミヨは埼玉県の天然記念物ならびに県の魚として指定されており、生息地は平成の名水百選に認定されている。
また、熊谷市の水道水は他の同規模の都市と比較して味が良いことで知られる。厚生省(現:厚生労働省)の「おいしい水研究会」が行った調査によると、熊谷市は国内において水道水がおいしい都市32のうちのひとつに数えられている。これは、市内に供給されている水道水の約7割が市内の井戸より汲み上げられた水であるために塩素化合物による消毒が軽度で済むこと、地下水がミネラル分を多く含み、比較的硬水に近いことなどが理由として挙げられる。なお、市の水道庁舎(東部浄水場)では、地下水の原水「蓮生の泉」を試飲することができる。熊谷という地名のおこりには諸説ある。いずれの説も、平安時代後期には既に地名となっていたと推測される。
熊谷直貞(当時の平直貞。熊谷次郎直実の父)が、この地域に存在した熊を退治したことによるもの。
ただし、直貞が熊谷氏の姓を名乗るようになったのは熊谷が地名となった後のことである。
神谷(くまけや)より。高城明神の鎮座によるもの。
曲谷(くまがい)より。この地域において荒川が大きく蛇行し、曲がりくねっていたことによるもの。
古代の武蔵国大里郡郡家郷(「ぐうけごう」、久下・佐谷田付近)、楊井郷(「やぎいごう」、 御正・吉岡・大麻生付近)の地である。古代から近世にかけての熊谷市域は上記の大里郡の他、幡羅郡、埼玉郡、男衾郡に及ぶ。
平安時代、親王任国制度により桓武平氏高望王の子である村岡五郎(平良文)がこの地(武蔵国村岡)に下向、地元豪族と通じて土着し坂東平氏に代表される関東の平氏(三浦氏、千葉氏、秩父氏、鎌倉氏、大掾氏、中村氏、梶原氏、長尾氏、眞田氏、土肥氏、土屋氏、梶原氏、長江氏、大庭氏、村岡氏、俣野氏、畠山氏、河越氏、江戸氏、豊島氏、葛西氏、稲毛氏、渋谷氏など)の祖となったという説がある(ただし諸説あり)。
中世には熊谷氏を始め、久下氏や奈良氏など多くの武士団が興った。とくに源平合戦時の熊谷次郎直実が有名であり、熊谷氏の名称も地名の熊谷が由来となっている。後に地名の読みは「くまがい」ではなく、「くまがや」と改称した。
江戸時代のこの辺りの地域は忍藩領や幕府領、旗本領が複雑に入り組んでいた。また、中山道の宿場、熊谷宿が置かれた。
明治に入り、廃藩置県が行われる中で入間県と群馬県の合併により成立した熊谷県の県庁所在地となり、地域の中心都市として発展した。 明治以降の熊谷周辺の主要地主、指定の任職家は東部(佐谷田、成田)の野原家、馬場家、西部(三尻・籠原)の小林家、津久井家、南部(吉岡)の黒田家、北部(奈良、中条)の石坂家、山下家、現南河原地区の束田家、大幡地区原島の清水家等が挙げられる。以後、これらの名家からは国会議員や市長、地域の要職者、文化人、教育者が輩出されている。例えば石坂養平や黒田海之助も含まれる。ショッピングモール「ティアラ21」
(右端に見える隣接した白い建物は熊谷駅ビルアズ)年間商品販売額 : 8144億4500万円(2004年度、以下同じ)
県内第3位。さいたま市、川越市に次ぐ。
事業所数は2,545で、このうち卸売業は672事業所、小売業は1,861事業所となっている。年間商品販売額8,144億4,500万円のうち、卸売業が5953億円、小売業が2,191億円。以下に特筆すべき小売店舗について記述する。
大型店舗
市内には、百貨店や駅ビル、駅直結型ショッピングモール、ロードサイド型ショッピングモールが存在する。百貨店としては、国道17号と国道407号の交差点に8階建て地下1階の八木橋百貨店がある。1961年に埼玉県内初の百貨店として開店して以来、「八木橋デパート」、「八木橋」などと呼ばれ市民から親しまれている。また、熊谷駅北口においては、駅ビルアズ熊谷、ティアラ21、ニットーモールの3館がペデストリアンデッキで結ばれており、集合的に熊谷駅直結の一大ショッピングセンターとして機能している。このうちニットーモールは、2002年までの間ダイエーがその売場面積の半分を占める形で核店舗として出店していた。一方でロードサイド型店舗においては、八木橋百貨店近くに熊谷サティでそのほとんどが構成される熊谷片倉フィラチャーが、国道17号熊谷バイパスと国道407号妻沼バイパスの交わる代交差点には西友やトイザらスを核店舗とするビッグベア(1997年開店)が、同じく妻沼バイパス沿いの旧熊谷市と妻沼町との境界付近にカスミやコメリを核店舗とするイール妻沼がある。
家電量販店
熊谷市は家電量販店間での価格競争が特に顕著な地域のひとつである。1990年代までは、国道140号沿いにあったヤマダ電機熊谷店(当時)と国道407号沿いにあったコジマ熊谷店の2店舗間において付かず離れずの穏やかな競争が続いていたが、1990年代前半にヤマダ電機がそれまでの熊谷店を移転し国道17号熊谷バイパス沿いに郊外型のテックランド熊谷店として開店させてからは、コジマの店舗が小規模な上に老朽化していたこともあって、集客率においてヤマダ電機に差をつけられていた。
しかし2005年1月、コジマが熊谷店に隣接していた土地を取得し、店舗の面積をそれまでの倍以上にし、さらには国道17号からの進入も可能にしてアクセスを向上させ、深谷市にあった深谷店と合併の上でNEW熊谷店を開店させた。ヤマダ電機もこれに対抗するように、同年4月にコジマからおよそ500メートル離れた同じく国道407号沿い(スーパーマーケットマルエツ熊谷原島店跡)にテックランド熊谷本店を開店させ、市内2店舗の体制とした。翌2006年にはピーシーデポコーポレーションがそれまでEXPO熊谷店として営業していた店舗をPC DEPOT熊谷店に改装して他店に対抗した。さらには2007年4月6日にでんきちが新堀地区(籠原駅方面)に熊谷本店を開店させた。
また、ラオックス熊谷店が熊谷駅から徒歩圏内にあったが、2008年6月1日をもって撤退している。1997年にもギガスカンサイ(現 ギガス)がビッグベア内に熊谷店を出店したが、数年で撤退している。
映画館
市内には、シネティアラ21とワーナー・マイカル・シネマズ熊谷の2つのシネマコンプレックスがある。
1990年代、市内には現在とは別の2つの映画館があった。東映配給の映画を上映する富士見劇場(市役所通り)と、それ以外の映画を上映するシネプラザ21(星川通り)である。当時は近隣市町村にこれら以外の映画館は存在しなかったために、市外においても集客力を有していた。しかし富士見劇場は老朽化のため閉館し、東映系を引き継いだシネプラザ21はその時点での熊谷市唯一の映画館となった。2000年11月16日に、マイカルが国道17号沿いに熊谷サティを出店すると同時に、シネプラザ21の倍の規模を備えたシネマコンプレックス「ワーナー・マイカル・シネマズ熊谷」を併設した。大型車も利用できる大型駐車場を備え、買い物もできるとあって盛況となったが、一方でシネプラザ21はそれまでの客が奪われていた。また翌年のマイカル経営破綻の際にも、開業して間もないこともあって熊谷サティの客足は衰えず会社更生のための整理対象店舗のリストに載ることは無かった。そして2003年9月30日、シネプラザ21営業元の鷹の羽興業は、1年後シネティアラ21をティアラ21(当時はいずれも名称未定)に開館させることを発表し、シネプラザ21を閉館した。翌年11月20日、ティアラ21が開業し、シネティアラ21も同時開館した。熊谷駅と直結していることや、ティアラ21内の他の商業テナント店舗と連動した割引制度などの導入を売りにしている。それから現在に至るまで大手チェーンと地元系合わせて2館あるシネマコンプレックスは営業を続けている。
スーパーマーケット、ホームセンター
市内には20店舗余りのスーパーマーケットが存在する。特に前述の熊谷サティ(総合スーパーマーケット)・ベルク・カスミ・いなげやといったイオン傘下企業の店舗が乱立している(ただし、いずれもイオン傘下入り前より市内において店舗を展開している)。市内において最も多い店舗数を有するのは寄居町を本部とするベルクであり、その数は旧熊谷市域に7店舗にのぼる(これは同チェーンの市町村別出店舗数でも一番多い)。それに次ぐ3店舗を展開するのは川越市に本部を置くヤオコーであり、ショッピングモールニットーモールの中にも出店している。また、さいたま市のマミーマートは熊谷および籠原地区に、カスミは妻沼地区にそれぞれ2店舗を有している。この他、ショッピングモールビッグベア内に出店する形で西友が、それまでのKマート跡にさいたまコープ コープ熊谷が、籠原地区にとりせんが、江南地区にいなげやそれぞれ1店舗ずつ存在する。なお、かつて市内に存在したスーパーマーケットとしては、ニチイやキンカ堂、ダイエー、マルエツなどがある。
また、ホームセンターに関しては、ケーヨーデイツーが2店舗、その他セキチューとコメリがそれぞれ1店舗ずつ存在する。
ホテル
熊谷駅・籠原駅周辺にビジネスホテルを中心に多少のホテル・旅館が点在する。
チサンイン熊谷、ホテルシティーフィールドかごはら、サンルートホテルガーデンパレス、マロウドイン熊谷、熊谷ロイヤルホテルすずき、キングアンバサダーホテル熊谷 江南地区にリゾートホテル「四季(とき)の湯温泉ホテルヘリテイジ」が所在する。
金融機関
熊谷市が指定金融機関に指定する埼玉りそな銀行、本店が所在する埼玉縣信用金庫・熊谷商工信用組合、メガバンクであるみずほ銀行・三井住友銀行、県内外問わず地方銀行である武蔵野銀行・群馬銀行・足利銀行・北越銀行、その他中央労働金庫など多数の金融機関の支店が市内各地に所在する。主な企業
能美防災メヌマ工場
太平洋セメント熊谷工場
リケン熊谷事業所
万有製薬妻沼事業所
ニコン熊谷製作所
富士通熊谷工場
日立金属熊谷工場、熊谷事業所
ヴァレオ サーマルシテムズ江南工場
日本山村硝子埼玉工場
JFEエンジニアリング熊谷
日清シスコ東京工場・開発研究所
ゼリア新薬工業埼玉工場
日東富士製粉関東営業所・埼玉工場・食品開発センター
日立ハイテクインスツルメンツ本社、熊谷工場
アルビオン
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